4シーズン目の開幕へ、WEリーグ12チームの選手がズラリ!
9月14日(土)に開幕が迫った『2024-25 SOMPO WEリーグ』を前に、8月26日『2024-25 WEリーグキックオフカンファレンス』が実施された。JFAサッカー文化創造拠点Blue-ing!に集った全12チームの代表選手たちは開幕戦の対戦カードごとに意気込みを語った。 【PHOTO】そのほかの写真 INAC神戸レオネッサ・水野蕗奈「今年たくさんの外国人選手が入ってきて、国際色豊かになったが、通訳を交えてコミュケーションを取ったり、英語で直接会話したりしている。守備のところを言葉が通じなくても指示を出さずに自動的に連係できるようになるまで取り組んだり、今年はたくさん得点を取れるよう練習している。過去2シーズンケガで全く出られなかったので、まずケガをせずにシーズンをやり抜きたい。ドリブルや背後の抜け出しを武器に得点に絡んだりするプレーをたくさんしたい」 サンフレッチェ広島レジーナ・瀧澤千聖「レジーナらしいサッカーをずっと掲げて、今季は3年間培った、最終ラインから全員が関わって攻撃することをさらにパワーアップしたものを見せられると思う。監督が代わり、細かいところの守備をこだわってやっている。今季一番はケガなくシーズン通して試合に出ること。チームの中で一番走って一番戦ってチームとして結果を残したい」 マイナビ仙台レディース・廣澤真穂「ベテランの選手の経験値と若手のフレッシュさが融合し、昨季よりコミュニケーションが取れていると思う。昨季よりゴールへ向かう迫力を見てもらいたい。ホームでサポーターと喜び合えるようがんばりたい。昨季成し遂げられなかったふた桁得点と得点王を目標にがんばっていきたい」 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース・大熊環「(イスマエル・)オルトゥーニョ(・カスティージョ)監督2年目でビルドアップやクロスの入り方など、攻撃に重きを置いて準備してきた。『走る、戦う』をベースにボールを持ちながら色んな人が関わって攻撃していく姿勢を見てほしい。どこのポジションで出ても常にゴールを目指したいし、具体的に5ゴール5アシストできれば、チームに貢献できると思うので、高い目標だが実現したい」 大宮アルディージャVENTUS・林みのり「結構選手の入れ替わりがあり、新しい刺激、新しい風をもらいながら、全員で目標に向けてやれていると思う。チフレさんは守備が固くかつ粘り強く戦い、少ないチャンスをものにするイメージがあるので、私たちはゴールを目指し続け、リスク管理を徹底したい。目標は5ゴール5アシスト、昨季は3ゴール3アシストなので、どんどんゴールへ向かっていきたい」 ちふれASエルフェン埼玉・吉田莉胡「昨季から監督、選手も大きな変動がなく、さらにレベルアップするような期間にしてきた。大宮さんはメンバーが大きく変わった中、戦い方も変わると思うので、何をしてくるかわからないので、警戒したい。前にパワーある選手がいるのでそこも警戒したい。昨季成し遂げられなかったふた桁ゴールはブラさずにやっていきたい」 日テレ・東京ヴェルディベレーザ・木下桃香「浦和さんはWEリーグで間違いなく一番強いチームだし、今季もそうだと思うので、いっぱい点を取られる想定をしながら、いっぱい点を取りたい。ストロングポイントは気持ち。誰よりも熱くやる。個人的な目標はタイトル。ノーゴールノーアシストでもいいので、タイトルを取りたい」 三菱重工浦和レッズレディース・島田芽衣「点の取り合いになると思うので、強力な攻撃陣を警戒したい。今季も変わらずにチーム全員で力強く守って力強く攻撃したい。昨季はまだまだ取れる場面もあったので、ひとつひとつ決め切ってふた桁ゴールと得点王を取りたい」 AC長野パルセイロ・レディース・伊藤めぐみ「新加入が5名加わってポジションのバランスもいいし、キャラクターも違う味を出してくれて、雰囲気がいい。今まで通り、前からのアグレッシブな守備が強みだと思うので、今季も継続しボールを奪ってからゴールを奪うことをチームの強みにしていきたい。昨季はこんなに点が取れると思っていなかったが(7得点)、自分の可能性に気付けて自信になったので、ふた桁ゴールを目指して実現したい」 アルビレックス新潟レディース・滝川結女「昨年同様にチームの雰囲気はとてもいいので、有吉(佐織)選手が加わって、たくさん学ぶことが多く、刺激も多い。若い選手はベテランを越そうとやっているので、課題はあるが、徐々にチームの理想に近付いている実感はある。見てくれる人がワクワクするような試合展開や熱い声援を送ってくれるサポーターを超える熱いプレーを見せたい。チームの目標を達成できるようにふた桁得点を実現したい」 セレッソ大阪ヤンマーレディース・脇阪麗奈「より走れるように、よりアグレッシブに戦えるようにキャンプから走り込んでいる。昨季全員がアグレッシブに戦うのにプラスして、昨季経験したものをパワーアップさせていきたいと思う。私の強みは1対1の強さや攻撃の起点となるパスだと思っている」 ノジマステラ神奈川相模原・榊原琴乃「昨季はチームとしてなかなか得点を取ることができなかったので、得点を取る形を意識してやってきた。昨季は無失点で終わるゲームがなかったので、監督を含め、全員がまず守備からという姿勢を共有し、準備している。セレッソさんは走れるチームなので、ノジマステラも走りで負けないように、プラス若い選手の勢いに飲まれないよう、しっかり自分たちのサッカーをしていきたい。昨季はチャンスメイクはできていたと思うので、今季は自分がゴールを奪い切ることまでやれるよう準備しているので、ゴールを奪いたい」 『2024-25 SOMPO WEリーグ』開幕戦は9月14日(土)・I神戸×S広島R・ノエビアスタジアム神戸、15日(日)・マイ仙台×千葉L・ユアテックスタジアム仙台、大宮V×EL埼玉・NACK5スタジアム大宮、東京NB×浦和・味の素フィールド西が丘、AC長野×新潟L・長野Uスタジアム、C大阪×N相模原・ヨドコウ桜スタジアムにてキックオフ。また『2024-25 WEリーグ クラシエカップ』は今週末開幕する。チケットはWEリーグチケットほかにて発売中。