毎日「ビール+缶チューハイ」を1本ずつ飲む彼氏。週1で飲みに行ってた頃より“お酒代”は安くなってるのでしょうか?
お酒は好きでたしなみたいけれど、できればお酒代は安くおさえておきたいと思う方もいるでしょう。飲食店でお酒を飲む場合と、自宅でお酒を飲む場合とでは、どちらが安く収まるのか気になる方もいると思います。 そこで本記事では、毎日自宅で缶ビールと缶チューハイを1本ずつ飲む場合と、週1回飲食店でお酒を飲む場合とでは、どちらの方がお酒代が安く済むのかについてご紹介します。 お酒代をなるべくおさえたいという方には、興味深く役に立つ情報ですので、ぜひ最後まで読み進めてください。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
毎日ビールと缶チューハイを1本ずつ飲む場合
総務省統計局「小売物価統計調査 主要品目の東京都区別小売結果」の調査結果によると、2024年1月~7月までのビールと缶チューハイの1本ずつの金額は、表1の通りです。 表1
出典:総務省統計局「小売物価統計調査 主要品目の東京都区部小売価格【2023年7月~2024年7月】」を基に筆者作成 なお、総務省統計局の調査では、ビールは1パック(6缶)単位の金額となっているため、1缶当たりの金額に換算を行っています。 直近月(2024年7月)の調査結果によると、週7日間毎日ビール・缶チューハイを1缶ずつ飲むと、お酒代は合計で約2198円となります。 購入するお酒が表1よりも高価であれば、毎月のお酒代は上記よりも高くなるでしょう。節約を意識したい場合には、購入するお酒の価格も気にする必要があるといえます。
週1回飲食店でお酒を飲む場合
次は、外でお酒を飲む場合の費用を見てみましょう。 総務省統計局の「家計調査」によると、直近2023年の1ヶ月当たりの交際費(内訳:食料)は、3741円です。仮に、この交際費全てをお酒代とすると、週1回当たりの費用は約935円という計算です。しかし上記の費用は、飲む場所や一緒に飲む相手などによって大きく変化します。 株式会社タンタカによる、30~50代の男性500人を対象とした調査によると、月々のお酒代で最も多かった金額層は、5000円以上1万円未満であり、調査対象全体の23.0%を占めていました。次いで多かった層は3000円以上5000円未満で18.2%、1000円未満で15.6%と続いています。 月に4回飲みに行った場合の費用が1万円だとすると、1週間当たり平均2500円です。このケースだと、前述した家で毎日ビールと缶チューハイを飲む場合よりも出費が増えてしまうことになります。