「地元企業をもっと知って!」愛媛大で地元企業の特別講義【愛媛】
地元で働く良さについて学生たちに考えてもらおうと、県内企業の経営者らを招く特別講義が愛媛大学で始まっています。 この講義は地元の優良企業を知るきっかけを作り、学生たちの就職活動の選択肢を増やそうと、愛媛大学と愛媛朝日テレビが共同で企画しました。 社会共創学部の学生が対象で、14日は工業用品の設計などを行う四国中央市の製造業「ジャスティン」の種田宗司社長がおよそ60人の学生を前に、スピード感を重視した経営を大事にしているなどと語りました。 ジャスティンの種田宗司社長は「『いざとなったら、すぐにでも顧客の望む製品を提供できる環境を作ろう!』と言って1年で、まさに先行投資の連続でいまの加工設備が揃いました」などと、自社の良さをPRしました。また、積極的な質疑応答で企業側の本音を聞けることもこの講義の特徴で、学生から女性の活躍について質問が挙がると、種田社長は「性別は関係なく、社員それぞれの能力を伸ばせるよう環境を整えている」などと答えていました。 講義を受けた男子学生は「普通だったら聞けないことが聞けて、それに付随してプラスの情報があってすごい面白かったです」などと話し、女子学生は「企業が何を求めているのか、今から自分が何をすべきかというのが分かる授業なので、ためになります」などと話していました。この特別講義は2025年1月末にかけて、あと9回開かれる予定です。