もうすぐ植え付けタイミング《夏植え・秋咲き球根植物》3選。育てやすくて美しい!【ガーデニング】
熱中症が心配な夏の季節。長時間のガーデニングはおすすめできませんが、早朝や日暮れなど涼しい時間帯に軽作業をするのは良い気分転換になります。 ◆【写真6枚】鮮やかな花色で存在感抜群の「ステルンベルギア」他、2枚目以降で紹介します!夏に植えて秋に花咲く球根植物 現在咲いている花の水やりや花ガラ摘みはもちろん、作業ついでに秋咲き球根を植え付けておくのもオススメ。 そこで今回は、夏に植えて秋に咲く球根植物を参考価格とともに紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
この記事で紹介する「夏に植えて秋に花咲く!育てやすい球根植物」
・サフラン ・ネリネ ・ステルンベルギア 鉢植えでも育てやすい植物を選びましたので、ぜひ夏のガーデニングにお役立てください。
夏に植えて秋に花咲く!育てやすい球根植物3選
●サフラン ・学名:Crocus sativus ・属名:アヤメ科 クロッカス属 ・植付時期:8月~9月 ・開花時期:10月中旬~12月上旬頃 サフランは食紅やスパイスの原料として知られている花。クロッカスとよく似た白や紫のチャーミングな花を咲かせます。 草丈がコンパクトなので花壇の縁取りやアプローチの脇に最適。また土がなくても育つユニークな性質を持っているため、藤カゴや小鉢に置いて「土なし栽培」をするのもオススメです。 日当たりと風通しのよい場所で管理し、春頃に葉が枯れたら球根を堀り上げて涼しい場所で保管しましょう。 ※参考価格:100~300円前後(球根1個) ●ネリネ ・学名:Nerine ・属名:ヒガンバナ科 ヒメヒガンバナ属(ネリネ属) ・植付時期:8月下旬~9月中旬頃 ・開花時期:10月~12月頃 ネリネは、ヒガンバナを豪華にしたような花を咲かせる植物。日光に当たると花びらがキラキラと輝くことから「ダイヤモンドリリー」とも呼ばれています。 赤やピンク、純白や絞りなど花色のバリエーションが多く、花持ちも良いので切り花やフラワーアレンジメントで楽しめるのもポイント。 霜や雨が当たりにくく日当たりが良い場所で管理すると、植えっぱなしで何年も開花が期待できますよ。 ※参考価格:400~700円前後(球根1個) ●ステルンベルギア ・学名:Sternbergia ・属名:ヒガンバナ科 キバナタマスダレ属(ステルンベルギア属) ・植付時期:8月~9月頃 ・開花時期:9月~10月頃 ステルンベルギアは、原種系チューリップのような黄色の花を咲かせる植物。別名「キバナタマスダレ」とも呼ばれています。 草丈はコンパクトですが、花色が鮮やかなので存在感はバッチリ。庭を明るい雰囲気にしたいときにもオススメです。1つの球根から2~3個の花が咲くのでコスパ面でも優秀だといえるでしょう。 過湿が苦手なので、植え付け場所は水はけと日当たりが良い場所がベスト。休眠期に入る5月頃に球根を掘り上げ、次期植え付けまで涼しい場所で保管しておきましょう。 ※参考価格:200~300円前後(球根1個)
まとめにかえて
球根から植物を育てるのは難しいイメージが持たれがちですが、やってみると「意外と簡単!」という声も多く聞かれます。 育てやすい植物を選べば、ほとんど手間をかけることなく花を咲かせることも大きな魅力といえるでしょう。 ぜひ夏の涼しい時間帯に、また暑さが和らぐ曇り空の日を選んで秋咲き球根の植え付けにトライしてみてくださいね。
LIMO編集部