和歌山県湯浅町長選・現職の上山町長が5選
現職と新人の一騎打ちとなった任期満了に伴う和歌山県湯浅町長選挙の投票が、9月1日行われ、即日開票の結果、現職の上山章善町長(85)が、新人候補をわずかの差でやぶり、5回めの当選を果たしました。 湯浅町選挙管理委員会が、1日21時22分に発表した開票結果は次の通りです。(敬称略) 当選 上山章善 無所属・新 3402票 横矢政明 無所属・新 3123票 投票率は70.94%で、選挙戦となった12年前の選挙に比べ7.50ポイント低くなりました。当日有権者数は9337人でした。 5回目の当選を果たした現職の上山町長は、県立耐久高校を卒業、町の助役や教育長を歴任したあと、2008年の町長選挙で、当時の現職を破り初当選し、現在4期目です。今回の選挙では公明党が支持していました。 279票の僅差で当選した上山町長は、支持者らと万歳をして喜んだあと、「避難場所を兼ねた公共施設のさらなる改築や浸水地域の解消のためポンプ場整備、これまで取り組んできた教育にもさらに力を注ぎ、教育の無償化を推進したい」と抱負を述べました。