福田師王らをレンタルに出す可能性は?ボルシアMG強化担当「出場時間を得られる方法を探っている。問い合わせも…」
トップチームでは出場なし
ボルシア・メンヒェングラットバッハはFW福田師王を今冬にレンタルに送り出すのだろうか。 2023年1月にボルシアMGのU―19チームに加入した現在20歳の福田は昨年1月に正式にトップチームへ昇格。昨季は日本代表DF板倉滉がレギュラーのトップチームではリーグ戦5試合に途中出場した。だが、今季に入ってからは公式戦8試合でのベンチ入りにとどまり、主戦場は10試合に先発出場(4ゴール1アシスト)している4部リーグのセカンドチームとなっている。 そして、ボルシアMGは以前から福田やGKヤン・オルショヴスキ(23)、FWグラント=レオン・ラノス(21)やMFイヴァンドロ・ボルジェス・サンチェス(20)を武者修行へ送り出す可能性を検討している模様。ドイツ誌『キッカー』が伝えたところ、強化担当のローランド・ヴィルクス役員は次のように明かしている。 「何人かに関しては出場時間を得られる方法を探っているところだ。問い合わせもすでにいくつかかあった。だから、成長するための正しいステップは何か、それぞれ選手と一緒に決めていきたい。我々は現在、そんな段階にいる」 なお、ヴィルクス役員は板倉ら主力メンバーに対する他クラブからの関心についても言及。具体的な動きについては知らされていないと語った上で、「いずれにしても主導権を握るのは我々だし、『これはやらない』と言うことができる」と強調した。少なくとも今冬はレギュラーの売却はないかもしれない。