人気の高いプラグインハイブリッド コンパクトSUVの中古車6台チェック!うち2台は日本車
トヨタ RAV4 プラグインハイブリッド
RAV4はプラグインハイブリッドのパイオニアとしてその性能を発揮し、スペースと実用性に関してはほとんど妥協していない。牽引能力1.5トンしかないのは、正確には四輪駆動レベルではない。テクノロジーパッケージ(7,500ユーロ=約120、万円)装着車には、パノラマカメラ機能付きルームミラー、ヘッドアップディスプレイ、衛星ナビゲーションが装備されている。
RAV4は無積載重量2トンにもかかわらず、時速100kmまで5.9秒で駆け抜ける。走行距離の多い中古モデルでも価格は3万ユーロ(約480万円)からとなっている。
弱点:12Vバッテリーの充電管理。スターターバッテリーの弱体化によるクレームが目立つ。このような場合、フルドライブバッテリーは役に立たない。トヨタはアップデートの形でこの問題の解決策を提供している。現在、2つのリコールがハイブリッドドライブに影響を及ぼしている。まず、発火の危険性からDC/DCコンバーターが交換される。また、ソフトウェアのアップデートは、高電圧バッテリーの電圧降下とそれによる電力損失から保護することを目的としている。
生産期間:2020年~ • システム出力:306馬力 • E-レンジ(テスト値):約76km • 平均燃費(テスト時):14.7km/ℓ • DATによる価格:32,691ユーロ(約522万円)。
フォルクスワーゲン ティグアン 1.4 eハイブリッド
プラグインハイブリッドとしても、ティグアンは長所が多く、短所が少ない、かなりバランスの取れたモデルである。VWは1.4リッター4気筒エンジン(150馬力)に、85馬力の電動モーター、13kWhのリチウムイオンバッテリー、6速ダイレクトシフトギアボックス(DSG)を組み合わせている。このエンジンは旧世代に属するもので、より現代的な1.5 TSIは、同年代のティグアンのガソリンエンジン搭載モデルで使用されている。システム総合出力は245馬力。
電動モードで40キロの走行が可能(最高時速130キロ)。ターボガソリンエンジンでの最高速度は205キロ。満載状態で100キロに達するのは7.3秒とかなり速いが、1.8トンという重量も制限内に収まっている。成功した点:シャシー(特にDCC)、正確なステアリング、広いスペース、快適なシート。