人気の高いプラグインハイブリッド コンパクトSUVの中古車6台チェック!うち2台は日本車
ミニ クーパーSE カントリーマン
ミニ カントリーマン プラグインハイブリッドのリチウムイオンバッテリーは10kWhと競合車より小さいため、ここでもそのミニという名がふさわしい。排気量1.5リッターの3気筒エンジンは、従来の6速オートマチックトランスミッションと組み合わされる。リアの電動モーター(70kW)がリアアクスルにトルクを送る一方、ガソリンエンジンは前輪にパワー(125馬力)を供給する。3気筒エンジンは、電動モーターとうまく組み合わされる。
電気モーターだけの走行から、内燃機関の始動はシームレスだ。これは操作系にも当てはまり、回転式プッシュボタンのおかげで純粋なタッチシステムよりも気が散りにくい。ミニ カントリーマンの中古車価格は安定していて、より大きなバッテリー(2020年半ばから容量が7.6kWhではなく10kWh)を搭載したモデルが、23,000ユーロ(約365万円)からとなっている。最近発表された後継モデルは、プラグインハイブリッドとしての設定はなくなるかもしれない。
弱点:小型3気筒エンジンは、タイミングチェーンが切れることがある(チェーンテンショナーの不良)。オイルの消費量も少なくない。
生産期間:2020~2023年 • システム出力:220馬力 • E-レンジ(テスト値):約30km • 平均燃費(テスト時):12km/ℓ • DATによる価格:29,318ユーロ(約470万円)。
メルセデスGLA 250 e
GLAが本当に良いクルマであることは以前からわかっていた。乗り込んだ瞬間にちょうどいいシーティングポジション、スマートなMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエキスペリエンス)システムは複雑なメニューの道筋も音声コントロールで短縮してくれるし、サスペンションのセッティングは快適性だけでなく、カーブや高速道路(最高速度220km/h)でのスピード走行でも快適だ。
特に、地下駐車場から出るたびにスポイラーがコンクリートをこすらない唯一のSUVである。15.6kWhのバッテリーのおかげで、プラグインハイブリッドは約50kmを電動で走ることができる。ティグアン、ミニに次いで、GLAは中古車購入者には不利とはいえ、3番目に高い価値の安定性で最初のオーナーを喜ばせる。しかし、これは中古車購入者にとってはデメリットである。走行距離がすでに6桁台であっても、少なくとも3万ユーロ(約480万円)は支払わなければならない。