米下院に支援予算可決訴え ゼレンスキー氏、議長と電話会談
【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、X(旧ツイッター)への投稿で、米共和党のジョンソン下院議長と電話会談し、ウクライナ支援を含む緊急予算案を可決するよう要請したと明らかにした。欧米が凍結したロシア資産の活用についても議論したという。 米下院では共和党議員の間で緊急予算案への反対論が根強い。ゼレンスキー氏は米CBSテレビのインタビューで、ロシア軍の大規模攻勢が5月下旬か6月に予想されると指摘。「今すぐに支援が必要だ」と訴えた。 ロシア軍は高速で飛来する弾道ミサイルの使用を増やしており、住民の避難が難しくなっているとされる。