生まれるはずのない白ヘビが誕生→3カ月後の姿は…… 美しい変化に「かわいいですね」「この子をお迎えできる方がうらやましい……!」の声
ボールパイソンの遺伝の不思議
なお白いボールパイソンについてはよくよく調べたところ、最終的には今回の親の組み合わせで出てくる可能性がある色であることが判明。この個体の品種(コンボ)は、「バナナピューターボンゴ」というものだったそうです。 この個体のお母さんは「バナナピューター」(バナナ×ピューター)、お父さんは「ボンゴクラウン」(ボンゴ×クラウン)という品種であり、「クラウン」の品種は両親が持っていないと見た目に現れることがない、劣勢遺伝なのだそうです。 またボールパイソンは1匹の中に品種が入れば入るほど、柄が消失したり色が明るく飛んだりする傾向があるとのこと。4つの品種が入っているこの個体はその影響から、柄も色も薄くなったと考えているそうです。とはいえ4~5つ品種が入ったからといって、必ずこのような色や柄になるわけではないのだとか。 投稿主さんのお話を聞いていると、ボールパイソンを繁殖させる際は遺伝に関する知識が必要であるのはもちろんのこと、狙った色の個体を誕生させるためには、運も絡んでくるということがよく分かりますね。 なおこの個体は自分でしっかりとエサを食べることができるようになったため、近々新しい飼い主さんが迎えにくるとのこと。ストーリー的に思い入れがある個体だったため、お迎え直前にあらためて動画を撮影することにしたのだそうです。 新しい飼い主さんのもとで元気よく育ってくれたらうれしいと語りつつ、ボールパイソンたちが旅立っていくことにちょっぴりさみしさをにじませる投稿主さんなのでした。
「かわいいですね」「この子をお迎えできる方がうらやましい……!」の声
動画には「穏やかで上品で、全体に淡いのにラインが1本入っていて、かわいいですね。飼い主さんにいっぱい愛されそうです」「か、かわいい…。この子をお迎えできる方がうらやましい……!」「そろそろ旅立ちなんですね。かわいがって貰うんだぞー!」といった、たくさんのコメントが寄せられています。 投稿主さんが飼育、販売しているボールパイソンたちの様子はYouTubeチャンネル「真夜中のビバリウム」やX(旧Twitter/@mayo_viva)、Instagramに投稿されています。 画像提供:YouTubeチャンネル「真夜中のビバリウム」
ねとらぼ