アメリカが3大会ぶり最多5度目の金メダル獲得! スワンソン弾でブラジルを振り切る
[8.10 パリ五輪決勝 ブラジル女子 0-1 アメリカ女子 パリ] パリオリンピック女子サッカー競技は10日に決勝を開催した。アメリカ女子代表がブラジル女子代表に1-0で勝利。2012年のロンドン大会以来、12年ぶり最多5度目の金メダル獲得を果たした。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 試合は立ち上がりから一進一退の攻防となると、後半12分にスコアが動いた。アメリカは敵陣ハーフウェーライン付近でブラジルのパスミスを回収すると、スルーパスに抜け出したFWマロリー・スワンソンがペナルティエリア内左からゲット。ついに均衡を破った。 1点を追うブラジルは後半16分にFWマルタを投入するが、その後も主導権はアメリカに。試合は1-0のままタイムアップを迎え、アメリカが3大会ぶりの優勝を飾った。 5月にアメリカの指揮官に就任したばかりのエマ・ヘイズ監督は、次のように優勝を喜んでいる。 「非常に感慨深い。これが私の夢だった。(亡き)父に感謝したい。父が私をこの地位に押し上げ、素晴らしい選手たちを指導する機会を与えてくれた。選手たちは私をよく受け入れ、私の求めたことを全て実践してくれた。彼女らを愛している。今日は父のネックレスを身につけていた。アメリカン・イーグルが付いていて、父が一緒にいてくれたと感じた。観客は素晴らしかった。ブラジルも素晴らしかった。言葉が出ないし、衝撃を受けている」