キャンプギア盗難の救世主! loT技術で高価なアイテムを守る「スマペグ」が不審者撃退にも効果的
コロナ禍を経て、キャンプブームが再燃しているなかで残念な報道を目にする機会が増えています。キャンプ場でのテント泊では、コテージやバンガローのように施錠することはできません。「まさか盗難なんてされないだろう……」といった性善説に頼り、短時間でも自分のテントサイトを離れたときに、持参したギアを根こそぎ盗まれたなんてことも。そこでおすすめのアイテムが、IoT(Internet of Things)を活用した製品のスマペグです。 【写真】キャンブギア盗難を抑止するペグの機能性を見る(全20枚)
セキュリティ対策になるIoT製品のペグとは?
ものづくり集団「giant-salamander」を運営するPUZZLCE(パズルス)が、キャンプギアのペグにセンサーを搭載したIoT製品『スマペグ』を開発。盗難の抑制から防犯対策、さらに獣害対策や熱中症対策まで、あらゆるキャンプシーンのさまざまな課題をデジタル技術で解決してくれる、次世代型キャンプギアをクラウドファンディングサービスのMakuakeで、2024年5月29日(水)11:30~先行販売が開始されました。
IoTセンサーが振動を検知してアラートを通知
スマペグ最大の魅力はペグに装着したIoTセンサーが振動することで、スマホのアラート&通知機能でキャンプギアの盗難を抑制してくれます。日本刀のようなデザインのペグには耐久性が高く軽量なポリカーボネート素材のV型構造を採用し、あえて目を惹くデザインとすることで心理的にも防犯効果を発揮することができます。 使い方は、スマペグに振動を検知するセンサーを装着し、貴重品やキャンプギア、テント入口にワイヤーを接続しておくことで、さまざまな振動をセンサーが検知。スマートフォンへアラートと通知が届きます。 また、日常使いしていないスマートフォンなどをテント内に配置しておけば、スマートフォンからの警告音(ビープ音)で、ユーザーがテントを離れて遠距離にいる状況でも、音で驚かせる、まわりに気づいてもらうことが可能です。
専用アプリをダウンロードして盗難を抑制
スマペグを使用するには、使用していないスマホに専用アプリのダウンロードを行い設定を完了させておきます。スマペグを設置した後は、テントを離れる際に設定済みのスマホに電源を入れた状態でテント内に置いておくだけ。窃盗犯がキャンプギアを持ち去ろうとすることで、スマペグが振動を感知して、テント内にあるスマホに異常を通知します。異常を受信したスマホからはアラーム音が鳴り響くため、盗難被害を抑制することができます。 GPS機能付きのタグがあれば盗難後に現在地や移動履歴を追跡することができますが、タグを外されてしまうと追跡することができなくなります。そこでスマペグでは、“盗まれる前に気づく・抑制する”をコンセプトに開発。近年増加傾向にある、キャンプ場での盗難や盗犯被害をIoT技術で抑制し、より楽しいキャンプライフを満喫することができます。