街の彫像に何者かがイタズラ。貼られていたモノに、SNSは「新手の迷惑行為」(アメリカ)
米オレゴン州ベンド市が12月5日、街中に設置されているアート作品の被害をSNSで訴えた。作品に貼りつけられていたものに注目が集まっている。 【画像】被害に遭った彫像がこちら
撮影されたのは、市内にある環状交差点(ラウンドアバウト)の中央部分に設置されている彫像やモニュメント。 被害に遭った彫像には、どれも「目玉シール」のようなものが貼られている。3枚目の写真では、剥がされた跡も確認できる。 同市は公式インスタグラムに、こう訴えた。 「私たちは街のアートを愛しています。だから大切にしてほしいんです」 「作品につけられた“目玉”はおもしろいかもしれませんが、傷つけないようにしてください。撤去には費用がかかります」 市の担当者は、地元紙に対し「被害を最小限に抑えるため、早く剥がそうとしています。ですが、ここ数カ月の間に8つの作品が被害に遭いました。撤去費はすでに1500ドル(約23万円)以上かかっています」と話している。 なお、現時点で警察による捜査はないという。
アート作品は、地元の非営利団体から市に寄贈されたもの。 別の地元紙によれば、これらは鋳造された作品のため、接着部分が作品の金属コーティングを傷める可能性があるという。 SNSには「新手の迷惑行為だ」「アイデアは好きだけど、公共のアートを傷つけるのはよくない」など、さまざまな声が上がっている。
BuzzFeed Japan