写真：LIMO [リーモ]

「オーナメンタルグラス」とは細長い葉や花穂が美しく、庭のアクセントとしてよく使われる植物。風が吹くとしなやかに揺れる姿が、秋の庭に優雅でナチュラルな景観を作り出します。 ◆【写真9枚】花穂が美しいメリニスなど、見ているだけで癒されるオーナメンタルグラスを見る 今回はオーナメンタルグラスの魅力と、野原のように見えがちなグラスガーデンをオシャレに演出する庭づくりのコツを紹介します。 記事最後にはオススメのオーナメンタルグラスを、参考価格とともにお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

この記事で紹介する「オーナメンタルグラス」にまつわるあれこれ

　・オーナメンタルグラスの魅力 　・オーナメンタルグラスをオシャレに演出する庭づくりのコツ 　・オススメ〈オーナメンタルグラス〉6選

秋の庭に優雅さをプラス！〈オーナメンタルグラス〉の魅力

●風に揺れる優雅な動き グラス類のしなやかな茎や細長い葉は、風を受けて柔らかく揺れ、庭全体が動きのある風景に。自然の野山のようにナチュラルで、穏やかな雰囲気をかもし出します。 ●季節感のある草姿 春～夏にかけての緑、秋の紅葉、冬の立ち枯れた姿と、四季折々の表情を楽しめるのもうれしいところ。品種によってさまざまな花穂が開き、庭に素朴な美しさを添えます。 ●ローメンテナンスで育てやすい グラス類は乾燥や暑さ・寒さにも強い品種が多く、比較的手入れが簡単。一度植えるとほとんど手がかからず、適度に水やりをするだけで楽しめるので初心者にもオススメです。

オーナメンタルグラスでオシャレに演出！庭づくりのコツ

●背丈の違う品種で高低差を活用する グラス類は背の高いものから低いものまで多種多様。背の高い品種を背景にし、低めの植物を前面に配置して、庭に奥行と広がりを演出しましょう。 ●ほかの植物との組み合わせを工夫する 葉の大きい宿根草やカラフルな花と一緒に植えることで、グラス類の繊細な質感が際立ち、全体の美しさをいっそう引き上げます。シルバーリーフや多肉植物など、異なるテクスチャーを使うのもオシャレです。 ●まとめ植えや繰り返し植えをする グラス類は単体で植えるよりも、複数株をまとめ植えするほうがオススメ。また、ひとつの品種を間隔を空けて繰り返し植えると、リズム感のあるレイアウトになります。 ●鉢植えでワンポイントとして利用する 旺盛に繁殖するグラス類は、ほうっておくと周りのテリトリーを侵害することも。デザイン性の高い大きな鉢に植えて、モダンでスタイリッシュなワンポイントにするのも効果的です。