秋は蚊の季節 刺されないために11月まで「服の色」「足指のにおい」「飲酒や運動のあと」に注意
産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「ヒトスジシマカは、ペットボトルのキャップに入った水たまりでも発生しますし、水たまりで産んだ卵がふ化して、5日ぐらいあれば成虫になりますので、かなりの数が出てくると思います。」 家の周りでは産卵場所になりそうな水たまりを小まめに掃除することで、蚊の発生を減らすことができます。 産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「いますね、ボウフラが・・・これです、うにうにしているの。これが蚊の幼虫です。このような家の裏の蛇口の下の水たまりとかをちゃんと掃除してないと、雨が降った後とかでも水が溜まって蚊の発生源になりますので、この時期は特に気をつけてきれいに水が流れるように。」 また、蚊の幼虫であるボウフラのを駆除するために、市販されている薬剤を使うのも効果的だということです。 産業医科大学 非常勤講師 「三共消毒」顧問 荻野和正さん「蚊が発生する水たまりを減らすか、あるいは定期的に薬をまくかということが必要になると思います。あとは蚊の成虫が休息する草の陰ですね。ヤブカラシとかはよくいろんな所で生えていて、この裏とかに蚊が休息しやすい。しかも花がすぐ咲くので、これが蚊の成虫のエサになりやすいので、草刈りもたまに必要です。」 刺されるとかゆみだけでなく、感染症のおそれもある蚊。 これから涼しくなる秋にかけても注意が必要です。 ■蚊に刺されないための3ポイント 蚊に刺されないようにするには、大きく3つのポイントがあります。 1つ目は「明るい色の服を選ぶ」 蚊は黒や紫など色の濃いものに集まる習性があるそうです。 2つ目は「二酸化炭素」です。 蚊は二酸化炭素を感知する能力がとても高いので、飲酒後や運動後は特に注意が必要です。 そして、3つ目は「におい」です。 人間は肌を保湿する常在菌を持っていますが、蚊はそのにおいを好みます。 特に常在菌が多いのが足の指。
除菌シートなどで拭いておくと、効果的だということです。
RKB毎日放送