3/3(写真:stock.adobe.com)(婦人公論.jp)蓋をしていた性虐待の記憶が蘇ったきっかけは、父の酒乱と再度繰り返された性暴力だった【関連記事】還暦を過ぎても娘の体を求める父親。繰り返された性暴力で蘇った記憶により、次男の授乳時間が苦痛になったきょうだいを望む長男と、心の病で妊娠が怖い母。モラハラ夫との不仲を乗り越えて命を授かるも、元夫は悪阻にも無関心を貫いた性虐待の後遺症か、夫婦仲は壊れ、うつで育児困難。でも、2人目の催促の圧が。「虐待の連鎖」という言葉に縛られて父親の行為が「グルーミング」による支配だと大人になって知った。「お前のため」と囁くトゲは心に深く突き刺さり、やがて膿む性虐待の家を脱出したが、貧困、後遺症で心が壊れた。支援制度に辿りつけず、再び両親の元に引き戻された