親子で温泉つかるニホンザル ほほ笑ましい子育ての様子も 地獄谷野猿公苑で出産シーズン
長野県山ノ内町
長野県下高井郡山ノ内町平穏の地獄谷野猿公苑でニホンザルが出産シーズンを迎え、生まれたばかりの子猿が観光客の人気を集めている。時折日が差した9日、子猿たちは母猿の頭に乗って遊んだり、親子で温泉に漬かったりして、のんびりと過ごしていた。 【動画】親子で温泉に漬かるニホンザル。母猿の頭に乗って遊ぶ子猿も
「とてもかわいい」 はしゃぐ外国人観光客
子猿の体長はまだ20センチほど。オーストラリアから訪れたという30代の夫婦は、母乳を飲む姿をスマートフォンで撮影し「とてもかわいい!」とはしゃいでいた。 公苑によると、外国人客は円安もあって新型コロナウイルス流行前より増えているという。子猿は4月24日に1匹目が生まれ、この日までに10匹ほどが誕生。出産シーズンは6月ごろまで続く。 運営会社社長の萩原敏夫さん(60)は「生まれたばかりの赤ちゃんを見られる貴重な場所。ほほ笑ましい子育ての様子を間近で見てほしい」と話していた。