善光寺大勧進の栢木寛照貫主が長野・栄村で祈り 東日本大震災の翌日…2011年3月12日に震度6強の地震「社会から忘れられているような気がする」
善光寺大勧進の栢木貫主が、地震に襲われた長野県栄村で祈りを捧げました。 長野県栄村を初めて訪れた栢木寛照貫主。 2011年の東日本大震災の翌日起きた長野県北部地震。栄村では震度6強の揺れを観測し、住宅33棟が全壊。避難生活のストレスなどで3人が災害関連死と認定されました。 栢木寛照貫主: 「(県北部地震は)大きな災害の影に隠れて社会から忘れられているような気もしますので、これからの繁栄、村民の平安を願いたい」 「被災者の供養は善光寺の使命」と話す栢木貫主。1783年の浅間山大噴火の際、被災者の救済にあたった等順大僧正にならい、祈祷に訪れました。
長野放送