熾烈な首位争いでアンカー勝負制した國學院が初優勝 秋の伊勢路駆け抜ける全日本大学駅伝
愛知県名古屋市の熱田神宮から三重県伊勢市の伊勢神宮までの106.8キロを、8人がタスキでつなぐ全日本大学駅伝が3日に行われ、今年の出雲駅伝を制した國學院大學が初優勝を果たしました。 熾烈な首位争いが続き、アンカー勝負となったレースは、國學院が青山学院とのデッドヒートを制し、5時間9分56秒で全日本大学駅伝初優勝を飾りました。 國學院は出雲に続いて2冠となり、箱根での3冠を狙います。 史上初の5連覇を目指した駒澤は後半、意地の追い上げをみせ2位に入り、終盤まで首位争いを演じた青山学院が3位となりました。 また、2大会ぶり7回目の出場となった地元伊勢市の皇學館は、第4中継所で無念の繰り上げスタートとなりましたが、目標の18位を上回る17位でフィニッシュしました。 今年のレースにはオープン参加を含む27チームが出場し、ゴール地点の内宮前では選手が入ってくるたびに大きな声援が送られていました。