【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」③】床バレエで腰まわりの血行を促して「浮き輪肉」を根こそぎオフ!
バレエ王子・竹田純さんのマネをしながら、Let's床バレエ! 今回は、腰まわりに360度たっぷりついたにっくき「浮き輪肉」を撃退しよう。骨盤の左右の歪みを整えると腰まわりの血行が促されて、むくみや贅肉がみるみる取れてすっきりしてくるそうだ。
浮き輪肉すっきり! 内もも・脇伸ばし
骨盤を水平に保ったまま上体を左右に大きく動かしながら、内ももと股関節まわりの筋肉をストレッチ。このエクササイズで骨盤のねじれが取れると、腰まわりの血行が促進されて老廃物の流れがよくなり、腰周りがサイズダウンする。
1.左脚を横に開いて膝とつま先は同じ方向に 膝立ちになり背すじを伸ばしたら、両手を頭の後ろに添える。左脚を真横に開いて、膝を曲げ、左膝と左つま先が同じ方向になるようにセット。
《横からチェック!》
\OK/ 背骨は真っすぐ、膝とつま先が同じ方向に向くように足をつく。動いているうちに膝が内側に入りやすいので気をつけて。
\NG/ 膝とつま先が違う方向を向いていたり、骨盤が傾いたりしてしまうと、内ももと股関節まわりの筋肉がよく伸びない。
2.骨盤を水平に保ち上体を左にスライド 骨盤を水平に保ったまま、上体を左にスライドする。左の内ももが伸びているのを感じながら行うと効果的。上体が前に倒れないように注意して。
3.元の位置に戻り左脚を伸ばす 上体を元の位置に戻して左脚を真横に伸ばす。膝とつま先の向きは同じ方向に。
4.上体を真横に倒して反対側の体側を伸ばす 骨盤を水平に保ったまま上体を左真横に倒して、右の体側を伸ばす。1~4を30秒行ったら、反対側も同様に。
「骨盤の位置がずれないように、常におへそから恥骨までお腹の広い範囲に力を入れたまま行うのがコツ。腰まわりだけでなくお腹もへこみますよ!」(竹田純さん)
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和