【北海道グルメ】世界が注目する美食の宝庫・北海道の本当に美味しい「道産食材」5選
先ほどのたまねぎもさることながら、てん菜のスケールも果てしない大きさ。何気なく口にしている砂糖ですが、日本食には欠かせない調味料でもあります。ご自宅で使っている砂糖はどこで造られたものか、ぜひ興味をもってチェックしてみると良いでしょう。
2024年は道産ワインが盛り上がる予感!
かねてより、小樽や函館などでワインの醸造が行われてきました。2024年2月の調べでは、道内に64か所のワイナリーが点在し、10年前と比べると約3倍近くまで増加しています。 元々は気温が低く、ぶどう栽培には不向きな土地でしたが、昨今の気候の変化でワイン用のぶどうが育ちやすくなり、道産のワイン用ぶどうも積極的に栽培されています。 函館市の山裾では、ブルゴーニュの名門『ドメーヌ・ド・モンティーユ』が進出したことも話題になりました。実は当主のエティエンヌ・ド・モンティーユ氏が、余市で醸造されたピノ・ノワールを口にして、これはいけると目を付けたことがきっかけだとか。北海道から世界へ、国産ワインが羽ばたいていくことが期待されています。
酪農大国・北海道産のチーズ
北海道は、生乳の生産量が全国一位。この牛乳を使った加工業も盛んで、特に近年注目を集めているのがチーズです。工房の数も10年前に比べて1.5倍に増加。令和4年度には132工房まで増えています。
毎年ヨーロッパで開催される国際的なコンテスト「World Cheese Awards」にて、『しあわせチーズ工房』(足寄町)、『ニセコチーズ工房』(ニセコ町)が受賞を果たし、『World Championship Cheese Contest 2024』では、『川瀬チーズ工房』(長万部町)の「長万部ラクレット」が、出品数3302の中から世界トップ20に選出。今、北海道産チーズがアツいのです。
肉用牛の飼育用数は全国1位
「ミルクランド北海道」というキャッチコピーもあるように、酪農のイメージが強いのではないでしょうか? 実は肉用牛飼養頭数もなんと全国1位。黒毛和牛種は全国3位と、実は食用牛も広大な自然の中でのびのびと飼養されているのです。 北海道ブランド牛の数はなんと約60種もあり、「大沼牛」や「サロマ牛」、「十勝和牛」など赤身に強い肉や、霜降りの和牛など様々な特徴を備えた牛が生産されています。そして、2027年には5年に一度行われる国内最大の和牛の祭典「全国和牛能力共進会」が北海道で初めて開催される予定です。 北海道旅行では海産物を期待しがちですが、ぜひ牛肉やワイン、チーズにも注目してみてください!
食楽web