「おかまさーーん」前代未聞の引退声出し 西武・岡田雅利が最後に絶叫した言葉も前代未聞「引退剥奪」も
◆西武―ロッテ(14日、ベルーナドーム) 今季限りで現役を引退する西武の岡田雅利捕手(35)が引退試合に臨み、試合前の声出しでチームを盛り上げた。 ■「おかまさーーん」前代未聞の引退声出し、岡田雅利が最後に絶叫した言葉も前代未聞【動画】 「2番・捕手」で先発した岡田は「引退剥奪とかないですよね?」と確認?した後、「(ウイングボールを)持って帰りたいです」とチームメートに訴えた。そして最後は「おかだーーー!」と絶叫した。 この様子を西武の公式Xがアップ。「笑いを取ろうとしてくれてるのに涙が出てしまいます 絶対れおほーしましょう!」「『引退剥奪』というパワーワード」「こんなん泣くわ」「おかまさーーん」(岡田のニックネーム)とファンも引退を惜しんだ。 岡田は初回、涙ながらに最後の打席に入ると、三塁線を破る二塁打を放ち、2回の守備についた後に交代をコールされ、万雷の場内の拍手と声援の中で退いた。 岡田は大阪桐蔭高から大阪ガスに進み、14年にドラフト6位で入団。1年目から出場機会を得て活躍した。17年には自己最多の68試合に出場。ムードメーカーとしてもチームを盛り上げ、18、19年のリーグ連覇にも貢献した。 近年は手術を受けた左膝の故障に悩まされ、22年は1試合、23年と今季はここまで1軍の出場はなく苦しいシーズンを送っていた。通算325試合で打率2割1分7厘、118安打、6本塁打、40打点。
西日本新聞社