【巨人】ノーノーから1週間の先発・戸郷翔征が5回1安打無失点で勝ち投手の権利
◆日本生命セ・パ交流戦 西武―巨人(31日・ベルーナドーム) 前回24日・阪神戦(甲子園)でノーヒットノーランを達成した巨人・戸郷翔征投手が5勝目を目指して先発。5回まで1安打無失点で勝ち投手の権利を得た。 戸郷は1回、1死から滝沢夏央内野手に左中間を破る三塁打。10イニングぶりの安打でいきなりピンチを迎えたが、外崎修汰内野手を投ゴロ、中村剛也内野手を遊直に打ち取り、無失点で切り抜けた。 2回以降は一人も走者を出さず、3、4、5回をパーフェクトに抑えた。 打線は3回に先取点。1死から丸佳浩外野手が四球。投手のけん制で一、二塁間で挟まれ走者なしとなったが、ヘルナンデス外野手が2打席連続ヒットとなる中越え二塁打。吉川尚輝内野手の右翼への二塁打でヘルナンデスが生還し1点。岡本和真内野手も二塁内野安打で続いて一、三塁とすると、坂本勇人内野手が中前タイムリーを放ち、2点目を挙げた。 4回に追加点。先頭の泉口友汰内野手が中越え二塁打、岸田行倫捕手は追い込まれながらファウルで粘ってから中前打して無死一、三塁とし、立岡宗一郎外野手が左前タイムリーを放って3点目。 さらに5回にも追加点。4回途中から登板の2番手・田村伊知郎投手から吉川が先頭で右前打。二塁盗塁を決め、無死二塁とすると、岡本和が2打席連続ヒットとなる左前打を放ち、4点目を奪った。
報知新聞社