【速報】吉村知事、斎藤知事に電話した経緯を話す「間違っているところは素直に認め、辞職して問うべきじゃないか」斎藤知事の返事は明かさず…
パワハラ疑惑や公益通報の扱いについて百条委の調査を受けている兵庫県の斎藤元彦知事に対し、当時の知事選で推薦した「日本維新の会」が9日、辞職と出直し選挙を求めました。 日本維新の会の藤田幹事長は9日、兵庫県の斎藤知事に対し、辞職し出直し選挙で信を問うよう求めることを決めたと発表。先週末には、維新の共同代表である吉村洋文大阪府知事が、過去大阪府に勤めたこともある斎藤知事にコンタクトをとって、電話で説得する場面もあったと説明しています。 この際の、斎藤知事とのやりとりについて、吉村知事は9日夕方、記者らに以下のように話しました。 吉村知事は、大阪府で勤務していた斎藤知事をふりかえって「本当に優秀だった。知事になってからは広域連合などで一緒に仕事をしてきて、党としての最終決定が出る前に、考えは僕から伝えるべき」として、連絡した経緯を話しました。 そして、斎藤知事に対して「土曜日に話をして、同じ知事ですから、権限を持った者が物を投げたり机をたたいたりというのはやってはいけない行為」と話し、「間違っているところは素直に認めて謝って、前に進めるなら辞職して県民の皆さんに問うべきじゃないか」と説明したと話しました。 それに対する斎藤知事の返事について吉村知事は明かしませんでしたが、「特に結論は出なかった」ということです。