「パルマはピッチの雰囲気が完璧。足りないものはない」22歳FWカンチェリエリが語る | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】パルマに所属する22歳FWマッテオ・カンチェリエリがファビオ・ペッキア監督率いるチームなどについて語った。 【動画】鈴木彩艶が好セーブ連発!
ローマの下部組織出身ながらも、ヴェローナでの活躍を経て、2022年夏にラツィオへ加入したマッテオ・カンチェリエリ。昨シーズンは期限付き移籍によりエンポリでプレーしたが、今シーズンはローン先を若手主体の昇格組パルマへと変え、ファビオ・ペッキア指揮下で日本代表GK鈴木彩艶の同僚となった。 そんな22歳のカンチェリエリがセリエAのウィークリーマガジン「Inside Serie A」のエピソード19に出演し、チームや指揮官について語った。パルマFWは、若手の育成に力を入れているペッキアの下でのプレーを喜んでいる。 「監督とは良い関係を築いている。監督は、(セリエBを共に過ごした)他のチームメートたちのことは以前から知っているはずだが、選手全員のことを理解し、みんなに自身の考えを理解してもらえるように伝えることができる。技術や戦術だけでなく、監督と選手の間の相互理解は大切な要素だと思う。だから僕はうれしく思っているよ」 カンチェリエリは、パルマの恵まれた環境にも満足感を示している。 「パルマの街は好きだよ。ピッチの雰囲気も完璧だ。全てが揃っていて足りないものはない。熱意をもって取り組みを続け、楽しんでプレーし、監督に求められることをこなしていくだけだ。そして全ての試合で勝利を目指したい。少なくとも全力を尽くして勝てるように努力したい」 パルマの22歳FWは、昨年8月のミラン戦において、77分に移籍後初ゴールとなる決勝点をマークし、2-1でのミラン撃破に貢献したほか、11月にはアタランタ戦(アタランタが3-1で勝利)においてもゴールを決めた。 「そう、僕はビッグクラブ2チームとの対戦で得点を挙げることができたんだ。(相手がビッグクラブだから)自分の中で火が付いたとは思わない。全ての試合に対して同じように向き合っているつもりだ。だがミランやアタランタのようなチームが相手だとチャンスも少ないので、必然的に自分の中でプラスアルファの刺激が生まれるのだろう。今後の試合においても、多くの得点を挙げられるよう願っているよ」 パルマは、セリエA第18節終了時点において4勝6分8敗の成績を収め、降格圏の18位カリアリと4ポイント差で14位につける。カンチェリエリは今シーズンの見通しについて自身の考えを示した。 「どこまでたどり着けるのかをいま語ることはできない。ただ、チームが何を目指しているのかは分かっている。僕らは、チームの目標を達成できるように、毎日、努力を続けている。それから選手全員がそれぞれの個人目標を達成できるように取り組んでいる。この2つの要素が組み合わさることで、チームの力になるはずだ」 試合情報 トリノ vs パルマ 試合時間:2025年1月6日(月)日本時間2:00 会場:スタディオ・オリンピコ・グランデ・トリノ