矢沢透率いるソライズがセカンドライブ 52年ぶりにギター弾き語りをする場面も…
アリスの矢沢透(75)率いる3人組バンド、SORISE(ソライズ)が28日、東京・有楽町のアイマショウでセカンドライブを開き、時に優しく時にパワフルに歌い上げ満員の350人を楽しませた。 メンバーはドラムスの矢沢のほか元フォークグループ、シグナルのボーカル兼ギタリスト、住出勝則(68)、ソロ歌手でもある滝ともはる(69)。ダブルアンコールの代表曲「Happiness」「僕らの世界はアイで出来ている」まで、ラブソング中心に全22曲を披露した。 住出の甘く張りのある歌声と滝の渋く力強い歌声のツインボーカルは、さらにブラッシュアップ。アリスの「四月の魚」も初披露したほか、矢沢が1972年以来52年ぶりにギター弾き語りに挑戦し「君住む町」を歌った。 矢沢は「久々だから、1人じゃムリ」と弱音丸出し。住出がギターでサポートしたが、最初は眼鏡をかけ忘れて歌詞と楽譜が読めずトチってやり直した。しかし、2度目は客席の温かい手拍子に乗って軽やかに歌い上げ、矢沢も晴れ晴れとした笑顔を見せていた。