決勝で敗れ、厳しい表情で喜ぶ台湾ナインを見つめる日本ベンチ

◇２４日　「ラグザス　ｐｒｅｓｅｎｔｓ　第３回　プレミア１２」決勝　日本０―４台湾（東京ドーム） 　野球日本代表「侍ジャパン」は今大会３度目の対戦となった台湾に零封負けして準優勝。前回大会に続く連覇を逃し、国際試合の連勝が２７で止まった。最後は１死一塁で栗原の打球が一塁手の正面をつくライナー。一塁走者が戻れず、併殺であっけなく終わった。 　先発・戸郷翔征投手（巨人）が両チーム無得点で迎えた５回に２本の本塁打を浴びて４失点。先頭の８番・林家正に直球を右中間に運ばれた先制ソロを献上した。さらに１死から安打と四球で一、二塁のピンチを招くと、３番・陳傑憲に１５０キロの直球をとらえられた右翼席への３ランを喫した。 　攻撃陣は台湾投手陣の前に沈黙した。４回まで前日に予告先発されながら試合直前に変更されたエースの左腕・林昱珉を相手に源田の内野安打１本のみ。前夜は９得点で勝利したが、この日は継投に入った５回以降も本塁が遠かった。 　国際試合での敗戦は２０１９年１１月のプレミア１２２次リーグ・米国戦以来となった。 　ＳＮＳでは「日本代表もすごい頑張ったし、国際大会２７連勝はすごいことです！」「この敗北で更なる飛躍を期待しよう！」などの声が上がった。