【大分】車いす利用者も安全に乗れるように
大分朝日放送
車いすを利用している人も安全に乗れるようホーバークラフトで研修会がありました。 サービスの向上などを目的に、運航する大分第一ホーバードライブが研修会を開き車いす利用者2人が参加しました。 整備士や操縦士など24人が車いすを船内に運ぶまでの手順や、万一の時に非常口から脱出する際の注意点などを利用者の意見を聞きながら確認しました。 (車いす利用者) 「(船内までの)スロープもそんなにきつくなくて何よりも船内がすごく広かったというのが率直な意見。横ぶれがどのくらい直に受けるのか見てみるのが一番の課題」 (研修に参加した操縦士) 「車いすの形がそれぞれ違ったりその人に合わせた対応の仕方が大事だと思いました」 就航の時期について大分県と会社はいまも「2024年秋」としていて、国からの運航開始許可を待っていますがまだ具体的な日にちは決まっていません。 (大分第一ホーバードライブ 小田典史社長) 「行政間とのキャッチボールは常にしている状況。(国から)安全に対する問い合わせが来るたびに我々が答えていてそれを評価していただいている状況。(就航まで)本当に長くないかなと感じています」 国の許可が出たとしても安全検査などのため就航には少なくとも2週間から3週間ほどかかるということで、小田社長は「就航が2025年になることはないと思う」と話しています。