【箱根駅伝】青学大が往路連覇!原監督 能登半島地震の被災者へ「少しでも元気を」
◇第101回東京箱根間往復大学駅伝・往路(2025年1月2日 東京・大手町―箱根・芦ノ湖=5区間107・5キロ ) 第101回大会の往路が、東京・大手町~神奈川・箱根町の5区間107・5キロで行われ、青学大が5時間20分1秒で2年連続7度目の優勝を飾った。 1区の宇田川瞬矢(3年)が10位とやや出遅れたものの、2区の黒田朝日(3年)が、1時間5分44秒の区間新(区間3位)の大激走で3位に浮上。3区の鶴川正也(4年)が堅実につなぎ、4区の太田蒼生(4年)が力走を披露し、山上り5区の若林宏樹(4年)が区間新の激走で逆転した。 昨年は元日に能登半島地震が発生。昨年の優勝時も被災者への思いを語った原監督は、この日も開口一番、今も苦しむ人々に言及した。 「能登震災から1年、まだまだ苦しまれている多くの被災者の方に少しでも元気を走りを通してお届けする、そういう思いで本日戦ってまいりました。苦しい場面ありましたけど、能登のみなさんからしたら決して苦しいものではない、喜ばしいものでありました」 原監督が今大会で発令したのは「あいたいね大作戦」。(1)愛する箱根駅伝(2)大手町フィニッシュで笑顔で会いたい(3)喜び合いたい、などと複数の意味を込めている。 3日の復路も着実につなぎ、連覇で「あいたいね大作戦」を完遂する。