ジャイアンツの”起爆剤”に…?巨人、1軍定着が待たれる有望株(1)「なぜ1軍に上がらないのか」の声も…?
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。読売ジャイアンツは、熾烈な優勝争いを繰り広げている。残り少ないゲームで白星を重ねるためには、起爆剤となる選手の台頭も望まれるところだろう。今回は、一軍定着が待たれる巨人の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
菊地大稀
投打:右投左打 身長/体重:186cm/89kg 生年月日:1999年6月2日 経歴:佐渡高 - 桐蔭横浜大 ドラフト:2021年育成選手ドラフト6位 「なぜ一軍に上がらないのか」と疑問の声が挙がってしまうほど、ファームで躍動しているのが菊地大稀である。 佐渡高では1年夏からベンチ入り。甲子園出場は叶わなかったが、力強いストレートがスカウトから高く評価され、ドラフト候補とも言われていた。ただ、指名漏れとなり、桐蔭横浜大に進学。 大学では、4年秋に最優秀投手とベストナインに輝く活躍を見せると、2度目のドラフトで読売ジャイアンツから育成6位指名。佐渡島出身初のプロ野球選手となった。 プロ1年目の4月に早くも支配下契約を勝ち取り、最高のスタートを切った菊地。昨季は一軍で50試合に登板し、15ホールドポイント(4勝4敗1セーブ、11ホールド)、防御率3.40をマーク。巨人のリリーフ陣を支えた。 今季はいまだ一軍昇格がないものの、ファームでは32試合登板で防御率は1.16、奪三振率11.90と圧巻の数字を残している。 誰もが納得する成績を収めているだけに、一刻も早く一軍のマウンドに帰ってきてほしい選手だ。
ベースボールチャンネル編集部