埼玉出身の女優、浦和駅までパレード 交通安全大使に就任 自分でデザインした反射材、駅利用者に配る 交通安全運動は30日まで
秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、「さいたま市交通安全秋のつどい」が25日、同市浦和区の埼玉会館で行われた。県出身で女優の小西桜子さん(26)が県警交通安全広報大使を務め、交通安全意識向上の機運を高めた。 埼玉は何もないのではない…と言える理由 「愛」で温かい埼玉県民が反発するとき
式典では、小西さんが「秩序と調和を守るため、率先して思いやり、譲り合いの気持ちを持った行動に努める」と交通安全宣言をした。浦和署の塚本英吉署長は市内の交通事故の発生状況に触れ、「自転車乗車時のヘルメット着用、横断歩道での歩行者優先を心がけていただきたい」と呼びかけた。 小西さんと県警交通安全教育指導班「ふれあい」による交通安全ステージも行われた。参加した埼玉大学付属小学校の児童に向けて、警察官は「手を挙げて渡る意思を伝える」「左右をよく確認してから渡る」などと説明。児童は小西さんと一緒に横断歩道を渡る練習をした。 ステージ終了後には同館から浦和駅までオープンカーによるパレードが行われ、小西さんと塚本署長が笑顔で沿道に応えた。駅到着後、小西さんは反射材を駅利用者らに配り、交通安全を祈念した。反射材は小西さんがデザインし、花言葉が「秩序」と「調和」のコスモスが描かれた。 小西さんは「一人でも多くの方が悲惨な事故に遭わないようにしてほしい」と願っていた。