2戦連続弾で今季12点目…岡山の攻撃をけん引する岩渕弘人「チームの結果につながっているのは嬉しいし大きい」
[10.27 J2第36節 横浜FC 2-4 岡山 ニッパツ] 初のJ1昇格に向け、チームの背中を押すゴールとなった。ファジアーノ岡山MF岩渕弘人は前半18分に今季12点目となる先制点。前節の2ゴールに続く2試合連続得点で2連勝に貢献したことに「それがチームの結果につながっているのはすごく嬉しいし大きい」と手応えを語った。 【動画】あのちゃんがサッカー上手すぎ…W杯優勝FWが驚愕「自分の同僚とやってる感覚だった」 6位以内のJ1昇格プレーオフ圏内入りを懸けた首位との大一番で、試合の流れを変えた。前半18分、最後方のDF田上大地から出たパスがPA右に流れると、すばやく反応していた岩渕が追いつく。「大地くんはいつもおれのことを見てくれているので、背後に抜けようという意識はあった」。飛び出したGK市川暉記よりも早くボールに触れて抜き去り、無人のゴールに流し込んだ。 今シーズンにいわきFCから岡山に加入。リーグ戦第11節で加入後初ゴールを決めると、その後はコンスタントに得点を量産し、今季12点目をマークした。仲間とともにJ1昇格を目指す雰囲気は良好。「準備の部分でみんな本当に勝つために練習していた。それが試合に出た」。首位を相手に大量4得点で勝利。チーム全体の白星であることを強調した。 チーム3点目となったFW一美和成の岡山加入後初ゴールには岩渕も喜ぶ。「みんなあんまり見てなかったらしいですよ。あんまり嬉しくなかったです……うそです(笑)」と冗談めかして笑み。「めっちゃシュートも上手かったし、その前のドリブルも上手かった」と称賛し「岡山のみんなが待っていたゴール。彼が決めることがチームを勢いづける。残りも点を取ってほしい」とさらなる活躍を望んでいた。