群馬県みなかみ町で開催されたグラインデューロ2024に参加してきた|BC STATION #48
ゴールしてからが本番か?夜中までのMフェスも同時開催で場が盛り上がる
既知のこととなっているかもしれないが、グラインデューロがライドだけではない。この日は会場で「Mフェスティバル」という音楽イベントが併催。自転車乗りではない地元の方々や遠方からの人も入り乱れ、夜中までパーティが繰り広げられた。
最終日はハングオーバーライド。30名以上が参加し、谷川岳方面へ最後のライド
最終日、20日(日)は朝9時より「ハングオーバー(二日酔い)ライド」と銘打ったグループライドが企画された。30人ほどは参加していたように思う。ライドリーダーの思い出のコースをたどり、谷川岳のあたりまで走ったとのことだ。また、シンプルに酔っぱらってて参加できなかった人もいるようだが、それもまた一興だろう。
ネイサン・ベネット(MTBライダー、サイクリングガイド)
「何とか終わってひと安心です。きつかったけど楽しかった! みたいに言ってくれる人もいて嬉しいですね。今回、グラインデューロ側から運営として関わって欲しいと声がかかって、ベネットがやらないならグラインデューロジャパンは開催しない、というような話しもあって。ええ! 俺の責任!? (笑)って感じの最初でした。レースに出場する側の選手だったので運営は本当に手探りでしたが、田口さんの協力もあって何とか終えることができてホッとしています。準備期間が短くてまだまだやれることはあったなって感じているので、もし来年またできるなら、もっと時間をかけてよりよいイベントにしていきたいです! ぜひまた来てください! 」。
田口信博(輪工房代表)
「グラインデューロという少し特殊なイベントですが、運営自体は他と大差はなくシンプルで、”道を間違えないように”・”時間通りに”・”安全に”といった点を意識してつくり、裏方に徹しました。道路の使用許可についても、日本人の運営として書類を製作したりと、基本的なことを確実に行ってきました。結果的に大きなミスもなく終えられたかなと思っています。また、コースについても朝の混んでいないであろう時間に温泉街を通ってもらったりと、地域の人への認知度向上にも繋がるように務めました。こういったところからはじめ、地域から応援されてよりよいイベントになるように進めていきたいですね」。