緊急地震速報が最大13秒遅れるトラブルが解消…システムの再起動で正常動作を確認
5日から発生していた一部の緊急地震速報が最大13秒ほど遅れる可能性があったトラブルで、気象庁は7日、復旧作業が完了し正常運用を再開したと発表しました。 これは、静岡県から三重県の沖合に設置されている「東南海ケーブル式常時海底地震観測システム」に障害が発生し、一部の緊急地震速報の発表が通常より最大で13秒程度遅れる可能性があったものです。 このシステムは御前崎市にある観測所にデータが集められますが、その観測データの時刻にトラブルが発生していました。そのため、気象庁が復旧作業を行いシステムを再起動したところ、正常動作が確認されたため、7日午後4時から緊急地震速報への利用が再開されました。 気象庁によると、ケーブルや観測機器などへの物理的な損傷はないということです。