〔東京株式〕反発=円安が追い風、個人の物色意欲旺盛(10日前場)☆差替
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前営業日比188円26銭高の3万8872円19銭、東証株価指数(TOPIX)は19.34ポイント高の2774.37と、ともに反発。為替の円安が追い風になったほか、個人の旺盛な物色意欲も相場を下支えした。 77%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は6億7776万株、売買代金は1兆6345億円。 業種別株価指数(33業種)は保険業、石油・石炭製品、ゴム製品、輸送用機器などが上昇した。下落は海運業、その他製品など。 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億6294万株。 【グロース】グロース250は小幅高。グロースCoreは小幅安。 (10時06分)日経平均株価は寄り後もプラス圏で推移し、朝方に比べてやや上げ幅を広げるなど、しっかり。トヨタ <7203> など完成車メーカーは直近の下落により値頃感が出ていた上、この日は為替の円安も加わって、軒並み上昇している。日米で金利が上昇しており、保険株や銀行株も総じて堅調だ。10日は端午節で中国市場が休場のため、「きょうの東京市場は時間外の米国金利の動向に左右されやすい」(大手証券)との見方もあった。 (寄り付き)日経平均株価は前営業日比5円85銭高の3万8689円78銭と、小幅に上昇して始まった。為替のドル高・円安を背景に買いが先行している。