秋篠宮家の二女、佳子さまは日本時間の26日朝、ギリシャ・アテネ市内のホテルに到着されました。 今回の訪問は、日本との外交関係樹立125周年と文化観光年の節目に当たるもので、佳子さまにとって3回目の国際親善訪問になります。 佳子さまは、日本時間の26日朝、現地時間の26日の未明に、イギリスを経由してギリシャのアテネ市に到着されました。 宿泊先のホテルに到着し、およそ20時間となった長旅の疲れも見せず、出迎えに笑顔を見せられました。 羽田空港から出発の際、佳子さまは鮮やかなピンク色のジャケットを着用されていました。26日も同じ装いとみられます。 今回の訪問は日本とギリシャの外交関係樹立125周年と、「日本・ギリシャ文化観光年」に当たってのもので佳子さまの外国公式訪問は去年11月のペルー訪問以来、3回目となります。 日程は8日間で、首都アテネのほかサラミナ島やケルキナ島への訪問も予定されています。 滞在中はギリシャ初の女性大統領であるサケラロプル大統領への表敬訪問を行われるほか、記念の式典などでのお言葉も予定されています。 佳子さまは公式訪問に向けて、日本とギリシャに関わる人たちと面会を重ね、ギリシャの歴史や文化などについて「進講」を受けるなど、精力的に準備を進められてきました。 「進講」に当たった一人で、今回視察予定の修道院の壁画修復事業に携わった共立女子大学の木戸雅子名誉教授によりますと、3時間半ほどの「進講」の間、佳子さま熱心にメモを取り、現代のギリシャ人における精神的な背景などに関心を示されていたということです。 帰国は6月1日の予定です。