食堂の食券を県職員(50)が偽造「胸ポケットに入れ洗濯してしまったので」 停職4カ月の懲戒処分 岐阜
食堂の食券を偽造して使用したとして、岐阜県の職員が停職処分となりました。食堂のスタッフが、不自然に小さい食券に気づいたことで発覚したということです。 県によりますと岐阜県砂防課の課長級の男性職員(50)は、去年6月から7月にかけて2~3回、今年2月に1回、県庁の食堂の食券を偽造して使用したということです。 県の聞き取りに対し、男性職員は事実を認め「食券をYシャツの胸ポケットに入れて洗濯してしまった。その分を取り戻そうと考えてコピーを取った」などと説明しているということです。 今年2月、食堂のスタッフが使用済みの食券の中に、サイズが小さい、ミシン目がない、印刷が鮮明でないなどの不自然な食券を見つけたことで発覚しました。 偽造された食券は10枚つづりで4800円で販売されていたもので、男性職員が自宅の複合機でコピーしたということです。 県は男性職員を停職4カ月の懲戒処分としました。