カシオ、サイバー攻撃でクリスマス商戦に暗雲 業績予想も下方修正
カシオ計算機は27日、10月にサイバー攻撃を受けて出荷システムなどを止めた影響で、今年度の売上高が約130億円減る見込みだと発表した。現在も一部で製品の供給不足が続き、最大商戦期のクリスマスまでに回復しない見通しという。 【写真】G-SHOCKの企画書わずか14文字だった 全然売れず開発者は… 同社は10月5日に一部のサーバーが不正アクセスを受けた。社内外のネットワークから遮断する措置を取り、部品の調達や生産、受発注、出荷などに関わるシステムが停止した。腕時計「G―SHOCK」の新商品の発売も延期していた。 11月に主要なシステムは復旧したが、店舗とECサイトともに供給が不安定な状態が続いている。1月以降は解消する見通しという。
朝日新聞社