温室内は春爛漫 宇都宮で「サクラソウ」の出荷最盛期 紅や紫、オレンジ色がずらり
早春を彩るサクラソウ科のプリムラ・オブコニカの出荷が、宇都宮市古田町の園芸農家「フラワールドひしぬま」で最盛期を迎えている。 【動画】温室で栽培されている色とりどりのプリムラ・オブコニカ 温室3棟で栽培しており、紅や紫、オレンジ色で直径5、6センチの花を多数付けた鉢植えがずらりと並んでいる。6日は朝から菱沼修（ひしぬまおさむ）代表（67）ら4人が、気温14度の温室内で丁寧にビニールをかけて包装した。 作業は今月末まで続き、仙台市や群馬県、愛知県などの市場に約1万鉢を出荷する。「サクラソウ」として店頭に並ぶこともある。 菱沼さんは「花は次々と開花し、上手に管理すれば6月まで楽しめる。寒さが厳しくなる時季。室内に彩りを添えて楽しんでほしい」と話していた。
