熊本県に水俣病の認定申請をした1人の氏名が別の申請者に流出したことがわかりました。 　熊本県水俣病審査課によりますと、認定申請に必要な検診の実施日程の通知書を郵送した際、1人の申請者に対して2人分の通知書を誤って同封し、郵送しました。通知書には、申請した人の氏名が書かれていました。 　29日、封筒を受け取った申請者から別の人の通知書が同封されているとの連絡を受け、情報漏えいが発覚しました。 　通知書を郵送する際、担当者が封筒と通知書の宛て名に間違いがないかチェックしていた際に、入れ違いが発生したとのことです。 　水俣病審査課は、2人に謝罪し「ご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」とコメントしました。