iPadの中古品を買うのは「やめとけ」? 中古iPadの選び方や購入時の注意点
・Passmarkスコア Apple A17 Pro:12258 Ryzen 5 5600G:19876 Apple A17 Proはモバイル向けチップでありながら、デスクトップ向けのAPUに対してかなり健闘している数値です。「APU搭載のノートパソコンなどでプレイできるSteam向けゲームは、iPadでもヌルヌル動く」未来がそう遠くないと感じさせるほどの性能です。 たとえば筆者はVFXなども趣味ですが、iPadで映像編集をする場合は2024年現在は「簡単なエフェクト程度」しかできないというのが素直な感想です。しかしA17 Pro及びA18 Proチップを搭載した端末であれば、高度なエフェクト処理などもiPad内で十分にできるのではないかと期待をしています。
こうしたモバイル向けチップの進化はここ数年で急激に強まっています。裏を返せば「PC向けのAPUに迫る」レベルのチップ性能を、数世代前の中古iPadに求めることは難しいでしょう。 つまり中古iPadに「何を求めるか」は明確にしておくこともおすすめします。たとえば、Webサイトの閲覧、動画の視聴、ゲーム、電子書籍、音楽を聴くといった用途であれば、旧モデルのiPadでもストレスを感じることなく、利用することができるでしょう。 ■新品より「コスパが良い」買い物になる場合も Webサイトの閲覧や動画視聴が主な用途であるならば、中古iPadは「コスパが良い」買い物にはなり得ます。たとえばiPad(第10世代)は、新品ならば58,800円~(税込)の価格帯です。大手中古販売店「イオシス」で中古モデルを購入する場合、2024年10月現在のiPad(第10世代)中古Aランクの価格は49,800円(税込)で、1万円ほど安価に手に入れることができます。 ■古すぎるモデルは避けた方が無難 中古販売店では非常に古いモデルのiPadを店頭に並べているケースも多いです。たとえば2014年発売の機種であるiPad mini 3などは、2024年現在でもたまに中古で店頭に並ぶことがあります。 しかし「古すぎる端末」はバッテリーの劣化などの問題を抱えている可能性があり、加えてiPadのOSアップデートの対象からも外れていると考えられます。よって避けた方が無難です。 加えて中古のiPadを購入する場合、前の所有者がどの程度のペースで端末を使用していたかによってバッテリーの持ちが大きく変わってきます。