「財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～」第1話より

渡邊圭祐と瀧本美織がW主演を務めるドラマプレミア23「財閥復讐～兄嫁になった元嫁へ～」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレ東系／Leminoほか)の第1話が1月6日に放送。第1話「不幸のどん底」からゾクゾクする不穏な雰囲気と復讐(ふくしゅう)の始まりの鐘を鳴らす衝撃の展開に、SNS上では驚きと今後への期待の声があふれた。(以下、ネタバレを含みます) 【写真】由貴也(渡邊圭祐)に隠れてコソコソと…絵理香(瀧本美織)の不穏な表情にゾクッ ■痛快無比なリベンジエンターテインメントが開幕 同ドラマは、テレ東×アミューズクリエイティブスタジオが共同制作した完全オリジナル漫画が原作。妻に裏切られた“サレ夫”が人生を懸けて一族に復讐する痛快無比な復讐劇を描いた、不倫、復讐、財閥、貧富の差など怒涛(どとう)の展開がめじろ押しのエッジの効いた復讐×不倫サスペンス。 幼い頃、日本有数の伊勢財閥に引き取られた由貴也(渡邊)は、一族から愛人の子どもとして虐げられてきた。家を出た由貴也は、絵理香(瀧本)と出会い、人生で初めて幸せを実感する。しかし、欲しいもののためには手段を選ばない絵理香は、伊勢財閥を自分のものにするために由貴也の兄の子を妊娠。妻にも裏切られた“サレ夫”の由貴也が、一族と愛する妻に復讐していく――という痛快無比なリベンジエンターテインメントだ。 第1話では、由貴也は母を死に追いやり、自分の人生を壊した伊勢一族へ報復するべく、ホワイトハッカーとして働きながら数々の不正取引の証拠を収集。伊勢財閥が威信をかけて進めている宇宙観光事業の記者会見の日に公表しようともくろみ、その日まで一日千秋の思いで過ごしていた。 一族の醜態を世間にさらして復讐を果たし、最愛の妻・絵理香と2人で生きていこうと思っていた矢先、由貴也の元に兄・雅之(武田航平)と政略結婚した妻・花歩(宇垣美里)が自殺未遂をしたという報せが入る。由貴也の最大の理解者であり、家族の中で唯一心を許せる存在だった花歩の元に駆け付け、眠る花歩の顔を見て、常日頃家族から子どもができないことを責められていた彼女に思いを寄せてショックを受けていると、なぜか屋敷の奥から絵理香が現れる。 ■「あのね。私、妊娠してるの。雅之さんとの子」 驚きで言葉が出ない由貴也に対し、絵理香は「あのね。私、妊娠してるの。雅之さんとの子。いけないことだって、そんなの分かってる。でも、ごめんなさいね。私の幸せのためには、この方法しかなかった。私、本当に最低な人間だよね。自分の気持ちが抑えられなくて、由貴也さんのことも、お義姉さんのことも傷付けちゃった」と、淡々と衝撃の告白をする。 理解が追い付かず「ごめん。ちょっと…さっきから何言ってんの？」と声を絞り出した由貴也だったが、絵理香は「言葉のままだけど」と冷たく突き放し、「私がお願いしているのは1つだけ。私と別れて。私と離婚してください」とふてぶてしい口調で依頼。さらに、「もし別れてくれなかったら、お義父さんに言うから。あなたが企んでいること。(不正取引の証拠は)全部消去した。あんたなんかに伊勢家を潰せるわけないでしょ。私の伊勢家を！」と言って自分の欲望を初めてむき出しにし、由貴也をどん底に突き落とす。 復讐を誓う由貴也(渡邊)の強い表情もさることながら、幸せそうにほほ笑む裏で夫を欺き、どん底へ突き落した絵理香を演じた瀧本の表情の変化にもゾクゾクした初回となった。 初回から衝撃の展開に、SNS上では「絶対に現実では体験しちゃいけないけど、ドラマではなんでもありだから見るの楽しい」「まさかの展開だらけで、釘付けです」「ラストの告白えぐい」「不穏な空気しかない！」などの声が。また、「普段の感じからは想像出来ないくらい大きな振り幅に引き込まれる」「タイトルからある程度察していたけどほんとに瀧本美織が酷い(褒めてる)」「航平さんの悪いお芝居、良い!!」といったキャスト陣の演技に魅了されたというコメントも散見された。 ◆文=原田健 [/EXCLUDE]