吠えない犬に育てるためには、環境づくりも大切だった!
愛犬の吠えグセに悩んでいる飼い主さんは少なくありません。1才までにきちんとしつければ、吠えグセのない犬に育てることができます。今回は、吠えない性質に育てられるような環境づくりについて、ドッグトレーナーの中村太先生に教えていただきました。 【写真】眠そうにゴロンとするトイ・プードル
1日2回以上の散歩をする
ずっと室内にいると退屈さやストレスを感じることで、少しの物音に敏感に反応して吠えたり、しつこくおねだり吠えしたりするようになることがあります。外に出るとさまざまなニオイや風景にいい刺激を受けて、リフレッシュできるので、吠えにくくなります。 1日2回の散歩コースは、少しだけでも変えることで、風景やニオイが変わるため、犬にとっていい刺激に。より効果的にストレスを発散できるので、吠え予防が期待できるでしょう。 また、散歩が好きではない場合は、抱っこやキャリーバッグに入れて連れ出してもOK。自分で歩かなくてもリフレッシュできるので、吠え予防につながります。
クレートを使用して「ハウス」を教える
暗くてせまいクレートは、巣穴のような感覚で、犬が本能的に安心できる場所です。 「ハウス」の指示でクレートに入れるようにしておくと、吠えそうなときや吠えているときなどに、犬を落ち着かせることができ、吠え予防になります。
日頃からクレートを活用する
日頃からクレートを使用していると、犬がクレートに慣れて落ち着ける空間になり、吠え予防に役立ちます。 クレートをリビングの一角に設置して、お昼寝場所や就寝時の寝床として活用するといいでしょう。 「安心」や「満足」を十分に感じられている犬は、ストレスが溜まらないので、些細なことで吠えることが少なくなるでしょう。ぜひ実践してみてください。 お話を伺った先生/中村太先生(日英家庭犬トレーナー協会認定トレーナー ナカムラ・ドッグ・スクール主宰) 参考/「いぬのきもち」2019年12月号『1才までに「計画完了」を目指して 吠えない犬育成計画』 文/山村晴美 ※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。 ※記事と写真に関連性がない場合もあります。
いぬのきもちWeb編集室