東京大空襲79年で法要、墨田区 平和思い、犠牲者追悼
太平洋戦争末期の東京大空襲から79年となった10日、犠牲者の遺骨が納められている東京都墨田区の都慰霊堂で法要が営まれた。ロシアによるウクライナ侵攻やパレスチナ自治区ガザでイスラム組織ハマスとイスラエルの戦闘が続く中、参列した遺族らは平和への思いを胸に手を合わせた。 小池百合子知事は「戦争の記憶を風化させないよう語り継いでいかなければならない。都民の命と暮らしを守り、安全で持続可能な東京を引き継ぐ」と追悼の言葉を述べた。秋篠宮ご夫妻も参列し焼香された。 主催した東京都慰霊協会によると、法要は1947年から毎年実施している。