子どもが「ジャム」好きで消費が早い!節約になるのは「既製品」と「手作り」のどっち?
ジャムはトーストに塗ったりヨーグルトにいれて食べたり、さまざまな使い方が可能です。甘くてフルーツのいい香りがするジャムは、子どもも好きな食品の一つではないでしょうか。生では酸っぱくて苦手という方でも、ジャムならおいしくフルーツを楽しめます。 本記事では、既製品のジャムを購入する場合と手作りする場合とで、どれくらいの費用差があるのかを紹介します。買ってもすぐに消費してしまうため、手作りを検討しているという方は、ぜひ参考にしてください。
既製品のジャムの価格
まずは、既製品のジャムの価格を見ていきましょう。総務省が公表している「小売物価統計調査」によると、ジャム150グラム(1瓶)あたりの価格は244円です。1週間で1瓶を使い切る場合、1ヶ月で976円かかります。 244円×4週=976円 毎朝トーストを食べる場合、ジャムを使う頻度も高くなる傾向があります。既製品はたくさんの種類が売っており、いくつかストックしておけば、毎日違った味を楽しむことも可能です。家族みんなで使う場合の消費量と費用は、さらに大きくなります。 またジャムは、パンに塗る以外にもさまざまな使い方があり、おやつとしてだけではなく料理にもとり入れられるため、料理好きの方で重宝している人もいるでしょう。
イチゴジャムを手作りする場合の価格
まずは、必要な材料を見ていきましょう。 300グラム(2瓶)分の材料と分量 ・イチゴ:2パック(約500グラム) ・グラニュー糖:300グラム ・レモンの搾り汁:大さじ1 今回はイチゴとグラニュー糖の価格で計算していきます。総務省が公表している小売物価統計調査によると、イチゴ1キログラムあたりの価格は1855円です。グラニュー糖1キログラムあたりの価格は260円です。 500グラム÷1000グラム×1855円=約928円 300グラム÷1000グラム×260円=約78円 よって、イチゴジャム2瓶作るのに必要な費用は約1006円となります。つまり、1瓶あたり503円です。ジャムは既製品のほうが安いケースが多いことが分かりました。 ジャムを手作りする際は、旬のフルーツのほうが味もおいしく、リーズナブルなことが多いため、おすすめです。また、形のよくない訳アリ品を安く購入するのもよいでしょう。煮詰めてしまえば、形が崩れて分からなくなるため、もとの見た目を気にする必要はありません。