映画『この動画は再生できません 』本編映像を使用した特報公開 挿入歌にクジラ夜の街
9月13日よりシネマート新宿ほかにて全国公開される映画『この動画は再生できません THE MOVIE』の挿入歌がクジラ夜の街による楽曲「Saisei」に決定し、あわせて特報映像が公開された。 【写真】『この動画は再生できません』S2場面写真 本作は、お笑いコンビ・かが屋の加賀翔と賀屋壮也が登場し、2022年に第1シーズン、2023年に第2シーズンとして、フェイクドキュメンタリーホラーと謎解きミステリーを組み合わされた深夜の実験番組『この動画は再生できません』を映画化するもの。番組の前半は、ホラーパートとして心霊スポットでの自撮り映像やYouTubeの生配信などを模したフェイクドキュメンタリー映像。後半は、ホラーDVDシリーズ「本当にあったガチ恐投稿映像」新作の〆切に追われる編集マンの江尻(加賀翔)とオカルトライター鬼頭(賀屋壮也)が、視聴者から送られてくるさまざまな動画の裏にある秘密を解いていくドラマ仕立てで進行する謎解きパートの2部構成で展開された。 ホラーDVD「本当にあったガチ恐投稿映像」シリーズを制作する編集マンの江尻とオカルトライター鬼頭の元に様々ないわくつきの映像が届く。倒産した映画会社の倉庫で発見されたいわくつきのDVD。自称世直し系動画が迷惑者を懲らしめるという名目で廃ビルを探索する生配信。お笑い芸人とグラビアアイドルによるどこか奇妙な街歩き番組。編集マンとしての知識や持ち前の洞察力で動画の裏に隠された秘密を推理していく江尻とそれを見守る鬼頭だったが……。 本作でもお笑いコンビのかが屋の2人が江尻と鬼頭として登場し、新たに和田雅成、世古口凌、平野良、桃月なしこ、アキラ100%、福井夏、あべこうじらがキャストに名を連ねる。 白石晃士監督の『戦慄怪奇ファイル コワすぎ!』シリーズで監督助手やメイキングを担当し、2019年『おっさんのケーフェイ』で長編監督デビュー、『愛してる!』『バジーノイズ』などの脚本も手がけた谷口恒平が、ドラマに引き続き監督と脚本を務める。 また本作の挿入歌が、もともと番組のファンだったというクジラ夜の街による楽曲「Saisei」に決定。「何度も巻き戻し、プレイバックすることで新しい意味が生まれる」という思いを込めて制作された楽曲が、本作のテイストにフィットしていることから挿入歌に決定した。 クジラ夜の街による楽曲「Saisei」が使用された特報映像では、心霊動画に隠された“ある秘密”を暴こうとするも苦悩する江尻(加賀翔)と鬼頭(賀屋壮也)の姿が描かれている。 宮崎一晴(挿入歌)コメント クジラ夜の街の「Saisei」という楽曲を挿入歌として起用してくださり、とても光栄に思います。 「再び生きる」と書いて「再生」と読む。何度も巻き戻し、プレイバックすることで新しい意味が生まれる。本楽曲はそんなテーマで制作しました。 書き下ろしではないのですが、だからこそ、音楽とシナリオがどのように絡み合いどのような作用をもたらすのか、作曲者として、そして本作品の"いちファン"としても、すごく楽しみです。皆様も是非、劇場へ再生しにいきましょう。
リアルサウンド編集部