フェルスタッペンが開幕戦バーレーンGPでPP! ルクレール、ラッセル、サインツが続き上位勢大混戦…角田裕毅は0.007秒差でQ3逸し11番手|F1
2024年のF1開幕戦、バーレーンGPの予選が現地時間1日行われた。 現地バーレーン・インターナショナル・サーキットは日没時間を過ぎ、外気温は18度、路面温度は22度まで下がってきた。 【動画】王者フェルスタッペンがやはり今季も速い!バーレーンGPでのPPを獲得 18分間のQ1が始まると、フェラーリ&アルピーヌ勢はソフトを温存し、ミディアムを履いてタイムを出しにいく。残り12分が迫ると、それ以外の8チームがソフトを装着してウォームアップラップへと入っていった。 ここでレッドブル、マクラーレン、アストンマーティン、メルセデス、ソフトに履き替えたフェラーリなどが1分30秒台前半で走り、昨季のトップ5がQ1でも引き続き速いところを示す。 残り5分となり、RB勢は角田裕毅が14番手、ダニエル・リカルドが15番手と、Q2進出の当落線上に。この時点の脱落圏内5台はケビン・マグヌッセン、そしてキックザウバー勢&アルピーヌ勢となった。各マシンは新品ソフトに履き替え、Q1最後のアタックへと向かう。 角田は最後のアタックで1:30.481をマークし、Q2進出に大きく近づいた。この後も各車タイムを出しにいくが、Q1敗退となったのはバルテリ・ボッタス、チョウ・グァンユ、ローガン・サージェント、エステバン・オコン、ピエール・ガスリーの5台だった。昨季総合6位のアルピーヌ勢はそろって敗退、かつ決勝での10列目スタートとなっている。角田は11番手、リカルドは13番手でのQ2行きとなった。 続く15分のQ2では、ユーズドのソフトでタイムを出しに行くマシンが多数となった。上位勢は新品を装着し、一発アタックでQ3進出を目指すことに。 残り5分となりこの時点のQ2脱落圏内はニコ・ヒュルケンベルグ、角田、リカルド、アレクサンダー・アルボン、マグヌッセンの5台となっている。そして各車はQ2のラストアタックへと入っていった。 角田はここで1:30.129で周回し、この時点の9番手となる。だが最後にアタックしたメルセデス勢2台が上回り、角田は11番手に。10番手オスカー・ピアストリとは0.007秒差でのQ2敗退となっている。 角田のほか、ランス・ストロール、アレクサンダー・アルボン、リカルド、マグヌッセンの5台がQ2止まりとなった。 トップ10のグリッドを決めるQ3では、各マシンが最初のアタックを終え、残り3分を切ってラストアタックへと入る。最後にマックス・フェルスタッペンが1:29.179までタイムを短縮し、今季最初のポールポジションを獲得した。 2番手はチャールズ・ルクレール、3番手ジョージ・ラッセル、4番手カルロス・サインツという2列目までの並びになった。 5番手セルジオ・ペレス、6番手フェルナンド・アロンソ、7番手ランド・ノリス、8番手ピアストリ、9番手ルイス・ハミルトン、10番手ヒュルケンベルグというタイム順だった。なお、2番手ルクレールから9番手ハミルトンまで0.303秒内に8人がひしめく超大混戦でのグリッド順となっている。