新しい地図、パラスポーツを応援 7周年記念を受けて「雨上がりにステップをみんなで踏んでいきたい」
新しい地図の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が、9月22日にベルサール秋葉原で開催された『TOKYO パラスポーツ FORWARD』のスペシャルステージに登場し、パラスポーツ応援チャリティーソング「雨あがりのステップ」を歌唱した。 【画像】パラアスリートとのトークを盛り上げる新しい地図 昨年の『TOKYO パラスポーツFORWARD』にも登場し、アスリートにエールを送っていた3人。今年は『パリ2024パラリンピック』出場アスリートの活躍を讃えるとともに、感謝の気持ちを伝えるスペシャルステージということで、車いすラグビーの倉橋香衣選手、パラ陸上の中西麻耶選手、ブラインドサッカーの平林太一選手を迎えてのクロストークが行われた。 倉橋選手は今大会で見事金メダルを獲得。会場にも金メダルを持参し、稲垣、草彅、香取は口々に「重い!」と驚いていた。また、平林選手の母親が3人の30年来のファンであり、大興奮状態だったことを香取が明かす一幕もあった。中西選手はパリのお土産として、ピンバッジを3人にプレゼント。一つだけデザインが違うということで、順番的に香取と草彅がお揃い、稲垣だけがスタートガンのピンバッジとなっていた。香取は、中西選手がパリ大会を最後に引退することを表明していたことに触れると、中西選手は「誰がですか? 記憶にございませんね」とコメントしつつ、「1日、1日を大事にして、結果ロスきちゃったってなってたらいいですね」と『2028年ロサンゼルスパラリンピック』出場を示唆する前向きな言葉も飛び出していた。 「雨あがりのステップ」歌唱前には、稲垣がパラスポーツの応援チャリティーソングであることを紹介し、草彅が「僕たちにとっても特別な歌ですし、パラスポーツに関わるすべての方が前向きに一緒に未来に進んでいける、強い気持ちを持ち続けられるように、この歌を歌っていきたいと思います」、香取が「パリ大会の感動を思い出しながら、そしてこれからのお三方の、パラスポーツのこれからの未来に向けて」と楽曲に込めた思いを再確認した。 イベント後の囲み取材でも、草彅は「雨あがりのステップ」のパフォーマンスについて、「3人と普段歌ってる時とは違う、歌詞の意味が前に押し出されていくような、いい歌だなと思えたことが嬉しかったです」と振り返る。イベント当日の9月22日は、新しい地図の7周年記念日であることが記者から投げかけられると、3人は「そっか」と言われて初めて気づいたような様子を見せる。香取は「『そっか』っていうくらいに、パリパラリンピックのみなさんと会えたことが嬉しかった」と話し、草彅もそんな大事な日に「雨あがりのステップ」が歌えたことが感慨深いと、稲垣はファンの前でパフォーマンスできたことに触れる。そして、香取が再び「パラスポーツの歌として歌わせてもらってるんですけど、7年前もそうだし、これからも雨上がりにステップをみんなで踏んでいきたいです」とこれからも大切な楽曲を歌い続けていくことを誓っていた。
渡辺彰浩