年始のコンサートに急用で行けなくなったので、チケットを誰かに売りたいです。「転売」って禁止されているのでしょうか?
急用・急病などでコンサートに行けない! 対応方法はあるのか
病気や急な事情でコンサートに行けない場合、以下の3つの対応方法が検討できます。 対応方法1:正規のリセールサービスの活用 誰でも対応できる方法として、正規のリセールサービスの活用が挙げられるでしょう。アーティストが公式サイトなどでリセールに関する情報を記載している場合は、購入したチケット会社などで対応してもらえます。 ただし、リセールの期間は一般的に公演日の前日までとなっており、当日の対応は困難です。前日までに予定などが入って行けないと分かった場合は、早めにリセールサービスを活用しましょう。 また、チケット購入時にリセール対象の公演であっても、主催者の意向などによってリセール対象外となる場合もあるようなので、注意が必要です。 対応方法2:保険に加入 万が一コンサートに行けないときに備えて、保険に加入する方法です。ある保険会社では、やむを得ずイベントやコンサートなどに参加できなかった場合に、チケット代金を補償する保険を提供しています。例えば、7000円のチケットであれば950円で加入できるようです。 しかし、保険によっては全チケット販売会社が対象となっていない場合もあるでしょう。対象が限られる可能性もあるため、事前の確認が必要です。 対応方法3:クレジットカードの補償制度の利用 コンサートなどに行けなくなった場合のキャンセル費用などを補償するサービスが設けられているクレジットカードもあります。例えばあるクレジットカードでは、病気や出張でコンサートに行けなくなった際に自己負担額「1000円」または「キャンセル費用の10%に相当する額」のいずれか高い金額で、一定額まで費用を補償するサービスを導入しています。 ただし、該当するのは対象のクレジットカードで支払った場合のみです。前述の保険と同様に、対象者が限られるため、急用や病気でコンサートに行けない際はリセールサービスの確認からするとよいでしょう。