国民民主・玉木代表、産経の「野党離れ」報道念頭に反論 街頭演説で「われわれは野党」
国民民主党の玉木雄一郎代表は28日夜、東京都港区のJR新橋駅前で街頭演説を行い、政策実現のため与党との協議を重視する国民民主の姿勢を「野党離れ」と評した産経新聞の報道を念頭に、「われわれは野党だ。離れていない。与党に近づいていない。各党等距離で、あえて近づくとしたら国民の皆さんに近距離だ」と反論した。 先の衆院選で議席を公示前から4倍増に躍進したことについて「『与党はちゃんと野党の意見も聞きなさい』ということだ。同時にわれわれ野党も反対や批判だけではなく積極的に今の政治状況に関与するようにという民意のメッセージだ。私たち野党も新しい責任を負ったと思っている」と強調した。 同駅前には大勢の聴衆が集まり、スマートフォンで撮影したり、玉木氏の発言のたびに拍手で応じたりした。